新食魂島

王様は裸です、と叫びたい夜。

プロキシ?俺はいいと思うよ

MTG界隈ではここのところプロキシの話題が出回っている。

まずプロキシとは何ぞやという話をしよう。

ここでいうプロキシとは、言ってしまえば偽物のカードである。実物のカードではないカラーコピーのような出来のいいものから、名称だけわかるよう紙にカード名を書いてスリーブに入れただけの簡易的なものまでさまざまだ。

 

騒動を簡単にまとめると

①ルール:レガシーの大会が海外で開催される。(賞金も出されている)

②大会参加者にプロキシの使用者がいることが発覚。

③曰く、「あんな紙切れに100ドルなんかだしたくねえ!」

④もめる、日本でも論争に。

 

日本では(おそらく海外のガチプレイヤーもだとおもうが)超否定的な意見が多い。

そういうゲームじゃねえから!住み分けてどうぞ、といった具合だ。

一応海外のコミュニティではプロキシあってもいいよ、という風潮が日本よりはあるらしく、そこも留意されたい。

一応、日本でもフルプロキシ歓迎を謳うプレイヤー主催の大会もあるが・・・

基本的にはプロキシはなし、いい場合はその都度勧告するよ、というのが現状だろう。

 

私にはプロキシを推奨するプレイヤーの気持ちはいくらかわかる。

MTGを始める前、初めて神ジェイスを見た時、その時の価格は12000円ほどだったが「ばっかじゃねーの」と思ったし、仮に今の自分のMTGへの関心度で大金を得たとしても、おそらくは買うものの候補にすらいれないだろう。

私にとってTCGのカード1枚に出せる限界は3500円までだ。それ以上は買えないし金の無駄と判断している。

そういったプレイヤーがレガシーのお高いカード、一枚で万を超えるようなカードを買うとは私には考えがたい。

高額カードの価格は需要もさることながら、投資目的の輩によっても左右される。投資目的の人間のマネーゲームになんぞ付き合っていられない、大事なのはカードの実物を持っているかどうかではなく、カードゲームで楽しむことができるか、playすることができるかどうかに比重を置くならば高額カードのプロキシ使用はまあ仕方ないんじゃないかとも思う。価値を見出していても、どこのだれかが仕掛けたのかもわからないマネーゲームに付き合う義理はないといえばそうだからだ。

私もゲームそのものを楽しみたいと思うので、カードに投資したかどうかなどということは大した問題ではないと思うからだ。

一方で公式とすれば面白くない傾向だといえばそうだ。とはいえ絶版カードにいくら値段が付こうと公式には一ももっていない。

結局はどこに価値を見出すかだが、結局ところわからない。TCGの難しい問題だ。

(眠いのでここまで)

ゆがみ要塞、うぎゃあ

タイトルの通り、へうげものについて語らん。

 

ja.wikipedia.org

 

ジャンルでいえば、歴史もの・・・いやふぁんたじー?なんとも分類がしがたいが、それも仕方がない。

この漫画に出てくる織田信長という人物は

 

本能寺の変、本作では裏で秀吉と千利休が手を引いているのだがそこでは、秀吉に胴体を真っ二つにされたかと思いきや

 

フン!と気合で元の状態にもどし、ドスドスと寺の中を歩き茶器に自らの腹から流れる血でお茶をたて、その様子をみてビビりまくってる秀吉と一席をたてるまさに「そうはならんやろ」しかならないとんでもない人物である。

 

利休は利休でヤバイ。普通に喧嘩めちゃ強いヤバイ。利休という人物は日本の茶道におけるビッグな存在ではあるが、身長も高い文字通りビッグな男だ。やだかっこいい・・・

 

あれ、なんかこれだとギャグ漫画みたいだな?

真面目に話をすると、このへうげものという漫画はけだし愛の物語といえる。

古織と利休の師弟愛、古織の茶器への偏愛、秀吉の「友」を求める愛。

様々な愛のカタチを感じることができる。

1巻では我々はこう問いかけられる。「君はもののために死ねるか」と。これを言い換えればあなたは何を求めて生きるか、と解釈できる。

主人公の古織であれば、愛する茶器のために、その所有者となるべく権威という箔を求めて命を削って行動する。

 

信長は言う。今までものを奪い、そして惜しみなく与えてきた。が、人とのつながりではダール・イ・レゼベール(もちつもたれる)を求めてきた。秀吉とはそのような関係を持ち合えている。と。

秀吉は言う。我欲のために、信長との心地よい関係を失ってしまった。そして今は誰ともそういった関係にはない、従わせ、歯向かえば奪う関係でしか人との関係を築けないと。

 

言ってしまえば執着なのだろう。キャラ達の行動原理は執着であり、それはまさしく愛そのものである。各々の愛の結果、得られた結果がこの物語の正体だと思う。

 

・・・でもやっぱり死の間際のシーンで、新日本ハウスの歌の歌詞(住み慣れた我が家に、ってやつ)書くのはギャグマンガだわ;

理解のある人間などいない

10年前、私が大学4年の、秋のことである。

その当時の私というものの状態を考えてみると、ヤバイの一言に尽きただろう。

一般的な文カス・・・じゃない大学生であれば95%の人は就活を終え、いかに残りの大学生活をエンジョイするかに終始するのであろうが、私の場合は、必修の数学の講義が2単位分、これまでのツケとなっていた教養科目が4単位分、卒論、これは数学のゼミという特質上大きな負担にならないことはわかっていたが、結局のところはお残しの単位があり遊んではいられなかった。

ああ、それも必修単位の幾何学、前期で受けられる球面幾何は話が全く理解できず挫折、その延長線上の別の講義も無理、となると、解析幾何の単位をなんとしてでもとらねば卒業できない、この忌まわしき存在のせいで夜も眠れなかった。

 

というより私は実際、その当時夜には眠ることができなかった。むしろ夜にしか起きてなかった。いわゆる睡眠障害だ。大学の3年の後期に発症したそれは、私に鬱の症状をもたらしめ、私にとっての就職活動である教員採用試験を受けられる状態にさせてもらえなかった。

就職が決まらない?ならば院は?と半ば無理やり受けさせられた院試は、無事最も権力のある先生の怒りを買いマジギレ詰問を受けるだけになってしまった。

当たり前だろう、何も学んでない、学ぼうとしないやつを自分の受け持ちになんかしたくないだろう。

当時の私にはそんな余力など一切ない、それをわかっているため、今の自分が当時の自分を責めるようなことはしないのだがそれでもあれはひどすぎると思ってしまう。

 

さて先ほど教員採用試験、という話を触れた通り、私は教員志望、大学のカリキュラム上、3年だけでなく4年生時にも3年時にいかなかった小中学校のどちらかに行く必要がある。補足すると、高等学校の教員免許取得には中学校の教育実習でもOKである。小学校だけ実習した場合は、小学校、中学校の教員免許が取得できる。とりあえず中学に実習いっとけばどこのでもとれるよというわけだ。(もちろんそのほかに必要単位を満たす必要がある)

 

そして3年時は小学校へ実習に行った私は、今度は中学校、それも大学の付属中に実習しに行くことに決まっていた。

学校現場という一般的なホワイトカラーより早い8時には始業する場所、そして睡眠障害、なんだこのマリアージュ(ゲロまず)は。

その当時の睡眠障害がいかに半端ないかを示すのが、実習前の挨拶の段階、18時に学校正門前に集合というこの約束を、私は必死の思いでなしとげた。

その当時のサイクルは朝の9時頃に寝て17時ころに目覚める。講義があれば深く眠らないように椅子に座ったまま眠ってなんとか体を動かして、と見事に12時間単位で昼夜逆転していたのだ。

このせいで前期の教養科目は落とす悲しいことになったのだが、それ以前に4年生まで残しておく方が悪いのだからそこはまあうん。

 

で、こんな状態で実習を受けられるだろうか?無理だ。

いやそれでも多少無理すれば、時間調節してもらえれば・・・

私はゼミの先生を通して、中学側になんらかの処置をしてもらえないか依頼した。

そして、中学側から学生に挨拶にきた付属中の先生にこういわれたのだ。

 

「特別扱いはしない」

 

うん。実に公明正大な発言で、模範解答だ。死ねばいいのに。

この特別扱いはしない、という発言は

 

私は、あなたのために何もしない

 

というのと同義である。

 

特別支援学校、または特別支援学級というものがあるのはご存じであろう。

そのままでは生活もしくは学習に著しく悪影響を及んでしまう児童生徒を集め、そのニーズにあった支援をする、というのがその理念だ。

ニーズにあった特別な支援である。

特別なのだ。

そもそも特別なのだ。

そこに通う彼らは、その特別な支援があるから生活、学習できる。

なぜ特別な支援をするか?

必要だからだ。

そしてその支援とは何から何までをやってあげることではない。ドラゴン桜で教育者は魚の釣り方を教える仕事だとあったが、それがそのままあてはまる。

自分のことは自分でやる、自立した人間にする、そのうえでできないことを支援するのが特別な支援なのだ。

 

そもそも一般的な話で持ち上がる特別扱いというのは「自分に都合のいいように忖度してもらい『利益だけを得よう』」とすることだ。

 

つまり、この付属校のおっさんは「お前は自分だけ楽しようとしてるクソ野郎だ」と私に言っているのと同義だ。

睡眠障害はそこそこのレベルで、鬱は多少改善されている今ならこのおっさんをぶんなぐっていたかもしれない。

その時は「終わった・・・」としか思えなかったが。

 

さて、私の出身大というのは教育学部が一番大きな大学で、その大学の付属中のある程度の立場にあるおっさんがこの体たらくなのだ。

人間が生きるうえで立ちはだかる障害、肢体不自由や盲目などの目に見えた障害から、出産、子育て、精神的な病などに対する無理解からくる障害に対して、何かできることを模索するわけでもなく、特別扱いなどというクソ腹の立つ言い方をしてきやがる、それが一般的な大人なんだと私は思う。

つまり世の中の9割はクソ野郎だ。

 

 

世の中、クソだな。

私にとってのクソデッキとは

みなさんはクソデッキが好きだろうか?

多分、どこかの知らない人が、自分でない相手をボコボコにしているのを見るのが好きという人は多いだろう。

対戦相手が自分でなくてよかった、とも思うのだろう。そりゃそうだ、意味の分からないデッキから意味の分からない殺しをされる。これほど恐ろしいことはない。フリー対戦ならまだしもガチの場だったら顔面蒼白に違いないだろう。

 

もし身近にクソデッカーがいたのなら、そいつは皆から距離を置かれるだろう。

当然だ。

意味の分からないデッキのせいで、メタ先への対応がブレてしまう可能性だってあるし、クソデッキというのはブン回れば勝ち、回らなければ紙束という性質をもつのだから、相手が勝手にこけて死んだパターンの勝ちなんぞうれしくもなんともない。

 

では私のようなクソデッカーは何故クソデッキを組むのか。

答えは簡単だ。組みたいから、そうしたいからだ。

 

世間一般では、最近型にはまることを悪とする傾向がある。

型通りでは通用しないから、だそうだ。

私はそれに異を唱える。

型を破るにはまず型を知るべきで、大体のことは既存のアイディアへちょい足しをすることで解決するのだから、型通りで十分だと思うのだ。

 

いわゆるガチデッキというのは型にはまっているといっていいだろう。

どんなにびっくりギミックであろうとそれが安定して発生するのならもはやそれはガチといって差し支えない。

大抵の強いデッキというのは多くの人が利用する。そうした中で、あるカードは不要、あるカードが採用、といったブラッシュアップが行われていく。しかし、その動きは通常の枠組みを大きく壊すようなことはしない。あくまで与えられた型の中でしか変化し得ない。

強いデッキは多くの人が使うといったが、その多くの人はとても一般的、カードゲームオタクを一般と称すのは少し抵抗があるが、まあ普通の人だ。

 

つまり型にはまるのをよしとしない人たちがなぜか、ゲームの世界では積極的に型にはまろうとする。

一方で、私のようにカードゲームの型を破壊したいと考える人間が、現実では型にはまるべき、ゲームでは自由に遊ぶべきと主張する、この対比が何となく面白い。

 

さてクソデッカーの中には高額カードを採用しない、という人もいる。ある種の貧乏デッキで相手に勝ちたいと思うその意志は組むべきだろうが、純粋にデッキを強くするためならば高額カードの採用をためらうべきでないと私は思う。

 

実際のところ私は金銭的余裕のなさから高額カードを採用しないが、本当は採用したい。そういった嫉妬は隠すべきではないと思う。

 

クソデッキのクソさを決めるのは金額の多寡ではなく、その精神にあると私は思いたい。

こんな環境でポケモンなんてやっていられるか!俺は部屋に戻るぞ!

2022年、ポケモン界は伝説ポケモンの炎だったり水流だったりに包まれた!

脆弱な一般ポケモンは一部の特権階級のみが生き残ることができる、伝説ポケモンのいカレた性能の前にはその他大勢など塵芥である。なんだポケモンって現実だったんだ!!

 

 

先にポケモンにおけるレーティングバトルのレギュレーションに触れる。

このゲーム、ポケットモンスター剣盾ではランクバトルがあり、一か月に一度、ランキングのシャッフルが行われる。この期間をシーズンと呼ぶ。

そして1つの大きなレギュレーションのくくりをシリーズと呼ぶ。

発売から9カ月の間は、剣盾内部で捕獲できるポケモンのみで、それからポケモンHOMEから連れてきたポケモンの条件付き参戦、ヨロイ図鑑のモンスターの追加があり。

そして発売から1年3カ月、伝説のポケモンを1体使用可能なシリーズが3カ月の間行われた。

禁止伝説というポケモンはそういった機会がなければ使うことができないので私もここぞとばかりにいろいろな伝説をいじくり倒した。

むろん、ゲームバランスがよかったとはいえないのだが、それでもおおむね満足したままこのシリーズは終了した。

その後、伝説を使用しないシーズンがはじまり、発売から2年後の昨年11月、ふたたび伝説1体のみ使用可能なシーズンになる。

ここまではいい。

だが終了後の2月からのシリーズでは、運営様は伝説2体まで使用可能とのレギュレーションを発表なされた。FUCK。

ああそれでも3カ月ならまあいいかと思っていた。発表された期間は半年だった。

・・・言いたいことは分かる。世界大会が8月開催の都合上、そこまで伸ばしたいのはわかる。しかし長すぎやしないか。

質の悪いことに伝説戦ってダブルバトルの話でしょ、とはならずシングルバトルでも伝説が二体使用可能だ。ばかなのか?

シングルバトルは6体から3体を選出し、1対1の対戦をする。伝説ポケモンはその名にたがわず強力なので、有無を言わさず選出枠が2体うまる。

どっちかしか出さないときもあるだろうが、そうなるのならもうパーティの欠陥といっても問題ないだろう。

つまりだ、私のようにいろいろ遊びたい人間は、伝説の選出を強制される。さもなくば伝説の圧倒的スペックに膝をつくしかない。

結局、恐ろしく閉塞感のあるゲームになっている。全然遊べない。私はゲームでは遊びたいけど負けたいわけではない、しかも毎度同じようなパターンで殺されるのでもうそれはもう。

何、ワンパに殺される方が悪い?ワンパで勝てるポケモンの方が悪いよ。

 

さて、この2体がこのゲームをクソにしているので紹介する。

 



左がザシアン、右がカイオーガだ。

 

まずザシアンについて。

こいつのタイプは鋼・フェアリーという極めて優秀なタイプである。つよい。

耐性は11個、弱点は炎と地面のたった二つ、地面技は火力のある技は癖が強く、安定した技だといささか物足りないので、本当にスキがない。

 

専用技は、きょじゅうざん。鋼タイプの技で威力100命中100(つよい)剣盾の特徴であるダイマックスしたポケモンには威力が2倍になる。BW時代に最強の座をほしいままにしていたメタグロスのメインウェポンである、コメットパンチは威力100命中85という不安定さを持っていたがこの技一つでメタグロスは最強だった。

それよりもつよい。つよい。

 

特性は攻撃が場に出た瞬間1段階あがる、ふとうのけん。伝説専用の特性とはいえ出すだけで無条件攻撃上昇はつよい。つよい。

同型のザマゼンダは防御のみ上昇するので、特殊技に対して脆弱性をみせるが、ザシアンはスキがない。

 

そして、攻撃能力は種族値170!攻撃力が200あれば強い(種族値に変換すると130)このゲームでは破格の性能だ。

さてここでメガクチートというポケモンに触れる。

このポケモンはザシアンと同じ鋼フェアリータイプ、メガシンカにより特性が力もちに変化することによる超火力という共通点を持っている。

実際ちからもちは技の火力を2倍にするのだが、面倒なので攻撃力を2倍にして考える。

ザシアンの攻撃力の最大値は244(種170)、メガクチートは172(種105)

 

ザシアンはここに特性で1.5倍の補正がはいり366、クチートは2倍で346。この時点でザシアンが圧勝だ。

さらに技も違う、鋼技の威力は20差、フェアリーは共通で、ザシアンはここに電気技、インファイトを持っている。一方のクチートは威力で劣る炎の牙、使い勝手の悪い格闘技しかない。せいぜい岩技が使える程度だ。

そしてザシアンに4カ所くらいある最大の問題、素早さが高すぎるということだ。

クチートは火力だけ見れば圧倒的であっても素早さが中途半端なため、クチートを活かすためには工夫が必要だった。

ザシアンには必要ない。せいぜい追い風対策をすればいいだけだ。

さらに、こいつは耐久も高い。

なんで?

なんでメガクチートより火力があって、火力が出せて、耐久が高くて、素早いのか意味が分からない。

いや無理だろこんなの対応しろとか。

バカ火力のポケモンは倒される前に倒せがセオリーだが、圧倒的に早すぎるこいつを抜き去るのは無理だ。そういったピンポイントメタはバレバレなので速攻交代されるだけだ。

実際のところの火力はというと、手助け込みきょじゅうざんで、ダイマックスしたリザードンが確殺される。ボルトロスも無理。

ダイマックスというシステムはHPが二倍になるが、きょじゅうざんもダイマックス相手には威力が2倍になるので、結局素のリザードンでは手助けを入れられると半減にも関わらずぶち殺される。

ということは鋼を半減できないポケモンであるなら、アタッカーなら即死、受けよりでも受けられない。半減でも2発圏内に入れられるから交代出しができない。

そのとんでもなく高い火力をとんでもなく高い素早さでこちらの上を取って殴ってくる。

素早さが半端だから許されていたメガクチートに素早さとさらなる火力与えればそりゃ壊れるわよ貴方。

 

次はカイオーガである。こいつも同じだ。

火力がおかしい。特性による雨で水技火力1.5倍、MAXしおふきの超火力、特攻種族値150。相手は死ぬ。

シングルバトルにおけるこいつは圧倒的だが圧倒的じゃない。ザシアンと違って交代から受けられるポケモンは多いし、そこまで早いポケモン出ないので上を取ってしおふきの火力を減らせばいい。

こいつがいやらしいのはダブルバトルで、素早さ操作や火力操作が絡んだ時だ。

ダブルバトルでは潮吹きは相手二体にあたるので、シングルよりも制圧力が上がる。だからこそ上から潮吹きを撃つために、素早さ操作の出来るレジエレキやエルフーンでサポートすることで潮吹きを撃つ機械になれるのだ。

こちらの対策は、ゴリランダーのグラススライダーで上からしばく、レジエレキ、エルフーンで素早さマウント合戦に応じるくらいだ。つまりそうやって突き詰めていくと同型ミラーが最適解となっていく。

カイオーガ自体は封じ込みがしやすいのだが、横との連携でいくらでも化けてくるので本当にめんどくさい。そしてその連携の相手も決まりきっているからさらにおもしろくない。

 

最近のポケモンは本当につまらない。何をどう工夫しても、ザシアンの暴力、完成されたパーティ(のコピペ)に勝てない。何よりこいつらのせいで使えるポケモンが限られすぎているのがもうつまらない。

伝説の暴力的性能のせいでふざけられないのもつまらない。

こんなのただの理不尽だよ。

自分界隈のトラブルと被害者ファーストの心

あなたが、ストーカー殺人の報道を聞いたとしよう。あなたは怒りと悲しみの感情を感じると思う。殺人者に同情をするだろうか?おそらくしないだろう。

それは正常だ。

 

では、いじめ問題の報道について考えよう。

もし、それが被害者に関する報道なら、あなたはその被害者に同情するだろう。いじめ、という問題については比較的簡単にされることを想像できるからだ。

 

しかしだ。これが加害者の人権問題となると話は変わる。学校の校長が、加害者の将来を考慮し、などと言えば、ネット炎上は間違いなしだし、あなたは憤るだろう。

人の将来を台無しにしておいて都合のいいことをいうな、というだろう。

 

もちろんその感想は間違っていない、だが正しいとも言えない。

加害者であっても人権は守られなければならない、それが日本における憲法であったり法の精神であったりする。

いかなる犯罪者も刑罰が下るまでは推定無罪の原則に従って扱われ、刑が執行されても人権まで剥奪されるものでもない。

そこはまず我々は抑えていないといけない。

はずなのだが、もし

「加害者にも人権を考慮しろ」

と、言おうものなら袋叩きにされてしまう。

そういった考えを持つものは、もともと加害者側の人間だ、と誹られるし、こいつの人権も剥奪しろ、などと罵られてしまう。

 

そうなのだ。この意見

 

・客観的に物事を見ている人の意見

ともとれるし

 

・加害者の肩を持ちたいだけの意見

ともとらえられてしまう。

仮に、加害者の人権を考慮すべきという人間Aが、Bという人間に上の二つのどちらに分類されるかは、9割はBの主観で判断されると思う。

要は、実のところ、これを判断をする人間Bと違う立場を示す客観的(または、そう思われる)意見は、Bという人物の客観性に委ねられているということだ。

 

ものすごく雑に言えば

 

Bという人物が「私は客観的に物事を見ることができるんです、あなたとは違うんです!」タイプの福田でない限り、基本的にBの思い込みでAは判断されるということである。

 

さて、もしAという人間が元々加害者側だったというユダな場合、Aは罪の呵責でもなんでもなく、ただ純粋な自己正当化をしているに過ぎない。一言でいえばクズだ。

しかし自己正当化という行為を咎めるのはいささか気が引ける。

少なくともBという人間と同じ立場であれば

「悪はさばかれねばならない」

という自分の中の正しさを正当化しているのだから。

 

さて1000文字もグダグダ語ってようやく自分界隈での話である。

 

一言で言えば、ゲームにおけるセクハラだ。

この件に関しては私は、ほぼほぼ被害者とは無関係の人物ではあるのだが、被告人と私が対立している男は親密である。どうでもいいがプレイスタイルも同じで、いささかエモさにかけた優等生スタイルのプレイである。

私が属す界隈では、その嫌いな男の「何も言わなければ皆幸せ」理論の影響もあり馴れ合いが横行している。チー牛太郎が慣れない誉め言葉を言い合う気持ちの悪い世界だ。

被告人に対して何か思うことがあるか、と言われれば気が付いたらブロ解されてたくらいしかなく(優等生プレイスタイルが嫌いと言ったら、自分は批判されていると思ったらしい)、恨み言を重ねるようなこともないのだが・・・

 

セクハラ問題が勃発後、例のクソ嫌いな男が被告人との対戦動画を挙げていることに気が付いてしまった(というかサジェストで勝手に飛んできた)

あ、この家畜またなあなあで済ませようとしているな、と思った。

 

ここから先は客観的か、それとも私の妄想かの二択である。

 

この手の人間が、問題を起こした人間に対して言う言葉は一つである。

「本人も反省しているから」だ。

きっと、こいつらは己が犯したミスに対してもこう思っているのだろう。

「こんなに謝っているんだから許せよ」と。

謝っている人間は反省している、許されるべきだ、と自己正当化しているに過ぎない。

私にはこいつらが、主観でなく客観的にみているとは思えない。

それは、そいつらのそれまでの発言から、アホだと思っているからだ。

そして対立している私が自分たちに近しい被告人をたたいているからこそ、被告人に対して客観的な目線を持っているとは思えない。

 

さて、被害者ファーストの心にたってみよう。被害者がほじくり返したくないというのなら本当にごめんなんだが。

話を聞く限りでは、もはや被害者と被告人が復縁することはかなわないだろう。被害者は被告人を嫌悪しているだろう。

もし被告人が本当に反省しているというのなら、半年はこの界隈から消えるべきだろう。現状名前をかえツイッターを鍵垢にして引きこもっているが、さっさと去ねカスといったもんである。

本来は完全に消えるべきだ。被害者の心理を考えればそれば妥当だ。しかしそれではさすがに被告、おそらくまるで自分というものを求められてなかったであろう被告の人生を想像すると哀れなので、半年間は追放されているべきだろう。

幸いなことに、被告のプレイスタイルを被告のレベルにまで高められた人間はそういないのですぐにバレてしまうだろうし、そのすぐ名前を変えて復帰スタイルは私が嫌いな人間が10年前にやってしまっている。終わりだよ。

 

さて、私な嫌いな男、そしてその跡を継いだ男、この2名は界隈における大型オンライン大会を主催している。

そして、こいつらは、なあなあ主義で、頭が悪い人間だと思っている。

嫌いな男は、自分のなあなあ主義のせいで自分にかみついた人間(3VS3での団体戦でチームメイトにバックレられた被害者)を説得しようともせず分が正しいの一点張りでその人物が界隈を去ったことに「ストレスから解放された」という人間だし

跡を継いだ間抜けも、遅刻者のせいで迷惑を被った対戦相手を考慮せずに、遅刻者に注意もしないという人間だ。

どちらも基本的人格が欠落しているといわざるを得ない。

そこまで言わないにしても、なにかを管理する側の人間ではない、こいつらは菅理されていないといけない人間だ。

何かを管理する、監督する人間が、被害を被った人間がいるのにも関わらず、加害者にお咎めなしというのは絶対にしてはいけない行為だと思う。

そういった燻りが少しづつ世界を壊すことを自戒しておこう。。。

もうそれは岸部露伴は動かないなんよ

私常日頃、睡眠剤を飲んで眠りにつく。それを忘れた日には朝が来ようと眠れずよしんば眠れたとしてもクソそのものといっていい悪夢に魘される。その内容は大体昔みた悪夢の焼き直しで攻略法も知っているはずなのに大体デッドエンドを迎える。なんであいつらあんなに自分勝手なんだよクソが。

 

とまあ結局言いたいのはひどい夢を見るということなのだが、今日の夢はすさまじく岸部露伴は動かないだったので記憶のあるうちに小説チックにまとめるとする。夢をまとめるのはよくないらしいが。

 

 

僕の名前はよしお。

N県の国立大付属小に入学したばかりの1年生だ。

まわりの子供たちは皆素直で育ちの良い子ばかりだ。

それだけでわざわざ小学校受験をした甲斐があるというものだ。

しかし、どこにも嫌な奴は存在する。

かずや、というそいつは幼稚園こそ違えど、同じ地区に住む僕の耳にも入るくらいのクソガキで、自分より小さい子どもからおもちゃを取り上げたり、横断歩道にいるお年寄りの杖を奪い取りうろたえる様をニヤニヤ眺めているような人間だ。

なんでそんなゴミがエリートが集う付属小に入れたのかはわからない。こいつのような人間が偉くなったならば、その時は搾取を厭わない暴君になるのだろう。

今日も何人か子分を引き連れていたな、かずやもかずやだが、従う方も従う方だ。プライドというものがないのだろうか。

僕は違う。なぜなら僕は誇り高きエリート。そしてそれにふさわしい脳の持ち主だ。この誇りがある限り、僕は無敵だ。

 

「あんなやつに従うなんてどうかしてるよ、そうだね僕がぎゃふんといわせてみせるよ」

「さすがよしおだね」

「まあ僕はエリートだからね、あいつとは格が違うんだ」

そんな会話をする帰りの電車道

「ま、そのうちあいつを従えてみせるよ、じゃあね」

今日の夕飯を想像しつつ電車を降り、友人と別れる。

 

・・・ホームに降りると、かずやがこちらを見ている。

「よう」

「・・・やあ」

嫌な目だ。卑屈さと傲慢さが混ざったような目。僕はその視線から逃れるように彼を抜き去り、改札へ向かうべく階段を上る。

その時だった。かずやから離れたはずの僕に奴の目線が突き刺さるような感覚がした。

恐怖を感じ振り返るとかずやが、異形の姿と化したかずやが後ろから追いかけてきていた。

なんだあの姿は。体全体が茶褐色になり硬質化している。

しかしそれでもかずやだと認識できたのはあの視線だろう。

いや気になるが無視しよう。

そう決め込んだ僕はゆっくりとペースを乱すことなく歩く。

そんな僕の横をかずやが通り抜けると。

 

「!!?」

僕の体が異常に重たくなった。うまく体が動かせない。その理由を僕はなぜか瞬時に察することができた。

敗北感。奴に対する劣等感、それらが自分の身にまとわりついているのだとわかった。

 

敗北?誰が?誰に?

ありえない、ありえないいいいいいいいいい!!!!

僕は駆けだした、あいつを踏みつぶして僕の尊厳を取り戻すために。

 

おそらくゴールは3番出口近くの改札。僕と奴がいつも使っている改札だ。

あそこまでは歩いて3分近くだ、走って2分程度。なら余裕でおいつける。

そう僕はエリート。運動だってそう簡単には負けない。あんな奴に負けてたまるか。

 

駆ける。駆ける。・・・ダメだ追い付けない。

アイツはその鋼のような肉体にビビった相手がよけてしまい直線的に走っていけるのに対し、体の小さな僕は人を躱しながらでないと走ることができない。

クソ、余計なスタミナのロスだ。それでもまだ完全に振り切られないのは地力の差があるということ。

 

まずい、と思った矢先、目の前に近所の不良高校生たちがやってきた。よし、あいつらならよけないだろう。

そう思った。だが。

「うお、アブね」

!!クソ不良どもよけやがった!普段はイキっているくせにこの使えないヘタレどもめ、死んでしまえ。

僕はかずやがあけた穴を通り抜ける。不良が

「あぶねえだろクソガキ!」

とキレているが知ったことか。

 

クソクソクソクソ、このままだと負ける。この僕が、エリートの僕が!あってはならないそんなこと!こうなったら!

 

「おーいぼくのお財布かえしてよー!」

と僕は叫ぶ。僕はエリートなだけでなくルックスも愛らしい。対してかずやは醜悪だ、犯罪者ツラといってもいい。

この状況、周りには純粋な子どもといじめっ子の構図に見えるはず!

ならば!

 

「ちょっと坊や、止まりなー」

!!来た、バカな大人だ!バカな大人がかずやの前に立ちふさがりかずやを抱きとめた。

完全にかずやのスピードが死んだ!僕はその横を、全速力で駆け抜ける。

後ろからおっさんの呼びかける声がするが無視。

これで勝った。

ざまあみろかずや、お前のようなゴミが、エリートの僕に勝っていい道理なんてないんだよ!

バカが!ゴミゴミゴミゴミゴミ!一生僕の後塵を拝していろあははははは!!!!

 

勝利を確信した僕は、振り向く程度の余裕すらあった。スピードを落とし、かずやが落ちていく様を見ようとした。

 

「のわあああああ!な、なんだこの子供は!」

おっさんの叫ぶ声。それと同時に僕の目に入ってきたのは

 

大人を抱えながら全速力でこちらに向かってくるかずやの姿だった。

バカな!不可能だそんなこと!

激しく精神的動揺をした僕は、すぐにゴールに向かわねばならないという思考をすることができなかった。

再び僕を抜き去るかずや。そしてコンマ数秒、走らねばならないことに気づいた僕がゴールへ向かう。

差は1mもない、僕なら抜き返せると思ったその刹那。

 

かずやは抱えていた大人をこちらに投げつけてきた。

その大人に足を取られる僕。

そして。

かずやが改札を駆け抜けていった。

 

・・・

・・・・・・

負けた。この僕が?ばかな。

ありえない。

ふ、まあいいさ僕はエリート、この程度の勝利くれてやるさ。

 

「認めたな、今。敗北を」

どこからともなくかずやの声がした気がした。

しかし今はどうでもいい、さっさと家に帰って宿題でもしよう。

そうして僕は改札を出た。

出ようとした。

出られなかった。

 

「改札で邪魔だガキ!」

いきなり蹴られる。・・・僕を蹴ったのはいかにもニートといった不細工だ。許しがたい、このエリート様に向かって!

怒る僕は、別の大人に踏まれる。女だ。ヒールが刺さって痛い。

女如きが僕を邪険に扱うなんて!

あまりに不愉快だったので、おやつに何か買おうとした。

「あんたに売るものはないよ!」

売店のババアにキレられた。

なんだ?いつもなら

「坊や勉強頑張っているのね」

といってくれるのに!

 

もう一度改札を出ようとする。出られない。

なんだ何がどうなっている。疑問と不安でつぶれそうになる。

視線をあげると、かずやがこちらをニヤニヤしながら見ている。

そして脳内に声が響く。

「みじめか?でもしかたねえよなぁー、だってお前

敗北者だもんなぁ、ま、一生負け犬としてそこで過ごせよ」

・・・一生?ここで?嫌だ。

「ふざけるな、出せ!僕を誰だと思ってる!」

「雑魚だろ?この世の最底辺のなぁ負け犬君」

「出せと言ってるんだこのゴミが!」

「いやだねえ」

なら、自力で脱出するまでだ!

「おう頑張れよ精神が折れる前に出れるといいな」

 

そういってかずやは去っていった。

 

その後いろいろ試してはみた。改札の強行突破、別の改札からの脱出、窓からの脱出。

どれだけ時間がたっただろうかこの牢獄から出ることができない。

出たい、家に帰りたい、だしてくれ!

「なんでもするか?」

と頭の中で響く。

「なんでもする!出してくれ!」

「しょーがねーなー出ていいぜぇ」

 

こうして僕は家に帰ることができた。

 

翌日学校でかずやが話しかけてきた。

「おい教科書忘れたよこせ」

と言ってきた。

僕は断ってやろうと

「はい、喜んで」

と教科書を差し出した。

 

移動教室の時には

「歩くのめんどい犬になれ」

と言ってきた。

ふざけるな、と頬を叩くつもりで

「はい、喜んで」

と四つん這いになった。

 

僕はもう、奴に逆らえない。