某元国民的パズルゲームのプロプレイヤーを開発元のプロデューサーが「チーズ牛丼とか食ってそう」とネットミームに毒された発言をし炎上したことは記憶に新しい。
そしてそのゲームのポータルサイトにある投稿がされた。
その投稿曰く
「恰好を大人目にしていればチー牛だと思われない」
「ユニクロでも十分オシャレ!」
だそうだ。
正直、この投稿者を嫌悪している私には
「ぼく、ちーぎゅうじゃないよオシャレさんだよ」
と主張しているだけのゲームとは一切関係ない記事にしか見えなかったが、内容は一考すると面白かったのでこのようにブログにまとめることにした。
占いの世界には観相学というジャンルがあるらしい。
いってしまえば、その人の顔つき、声、しゃべり方、動きの所作などからその人がどのような人物か判断するというものだ。
人間は見た目が9割、という本があるが、私もその通りだと思う。
よく不良を指して「目が死んでいる」などと言うし、一流ホテルのホテルマンは背筋がピンと伸びているなどとも言う。
巷で言う陰険ババアは陰険ババアという見た目をしているし、バカはバカそうな顔をしている。
私の中では、ピースサインが非常にわかりやすい例で、陽キャは体をめいっぱい使ってピースサインをとるが、陰キャは肘を曲げた程度の高さで指だけピースサインをしている。
結局はその人の人となりという、どのように考えどのように人生を送ってきたかが、その人の見た目に反映されるということだ。
つまりチー牛と呼ばれる人たちは、そもそもの顔つき、表情、姿勢がチー牛なのだ。結局何を着ようとそこまで大差がなく、根本的な考え方から変えなくてはどうしようもないのだ。
別にチー牛発言をされたプレイヤーを揶揄したいわけではないのだが、その彼の写真を見た私の感想は「無表情そう」だったので・・・(なお、後日サイゼリアのハンバーグで笑顔の彼の写真を見て安心しました)
余談だが導入に書いた記事の彼だが、その記事に写真を載せていたので率直な感想を言おうと思う。
背筋が曲がっている。
ピースサインの位置が低い。
眼に覇気がない。
チビのくせにズボンをロールアップして、くるぶしを見せるな。
すっきりした。
さて第二の話題、ユニクロはオシャレかどうかである。
結論から言えば、オシャレなんじゃないのと思う。
ファッションにほとんど関心を抱かない私にはわからないが。
個人的な感想を言わせてもらうと、ユニクロのデザインというのは、基本的に無地でドレープなどがない直線的な様相が強くよく言えば吸い込まれそうで悪く言えば平坦な印象だ。
そしてそれが似合う人というのはどこか西洋的で、顔立ちがくっきりとした感じで、日本人のようなアジア系の顔にはあまり似合わないと考える。
まとめると、どこかメリケンっぽい感じがして、それがいいという人にはいいのではないかと思う。
しかしだ。私のようなチー牛がユニクロを選ぶのは危険すぎる。
私の衣服、コート類を除いた洋服というのは基本的にライトオンのものだ。紳士服売り場のものは買いたいと思っても手がでない。一着、ラルフローレンで買ったシャツがあるが基本的にはお出かけ用である。1万円でも十分すぎるほどに高級品だし、その値段に相応した品質だとも思っている。
だが、普段来ているのはライトオンだ。それもライトオン「が」いいからではない、ライトオン「で」いいや、なのだ。
ユニクロも同じだ。様々な選択肢があるなかで積極的にユニクロを選ぶのではなく、ユニクロというファストファッション「で」いいや、と考えるのがチー牛なのだ。
先ほどの観相学にもあるように、このイケてない考え方がチー牛をチー牛たらしめるのだ。
ファッションに疎い私でも、ファッションとはセルフプロデューシングだと理解している。
なりたい自分像を反映したファッションでも、現実の自分に即してなければひたすらにダサい。
逆に何も考えないファッションは、何を表したいのかがわからなくて不気味だ。
結局はチー牛は外見を取り繕おうと、家畜には変わりがない。
とはいえ何もやらないよりかは幾分マシ、というのが結論だ。