新食魂島

王様は裸です、と叫びたい夜。

登場人物全員ケイネス先生のFate/Zeroとゲーム

現代と銘打ったが多分現代じゃなくても、例えば戦後のカジュアル麻雀における思想としてもいい気がするが。

 

ケイネス=エルネロイ=アーチボルト。

彼はFate/Zeroに登場するとても優秀な人間だ。

私は彼をゲイデス=エロネライ=ンアッー!チンボルトと呼んでいるが優秀だ。

魔術師がサーヴァントと呼ばれる歴史神話上の英霊を使役し殺し合う当作品において、彼の血統、能力は疑うまでもなく高い、そして高いが故にプライドも尊大。優等生だ。

 

そして優等生故に教え子にサーヴァント召喚に必要な聖遺物を奪われ、優等生故に教科書外の戦術を繰り出す死んだ魚の目をした主人公に、プライドと自分が有利になるように仕掛けを施したホテルの階層を吹き飛ばされ、何もかもを奪われ最後に残った婚約者の命と引き換えに「主人公は手を出さない」という約束の元戦いから降りさせられた挙句、主人公「の手駒に」婚約者ごと撃ち殺されるという

 

本当にかわいそうな人だ。人の心とかないんか?

彼の名誉、架空の人物に名誉もクソもあるかと言われればまあそうだが、彼自身の能力、とった戦術は正しいものだったと思う。相手が悪すぎた。

 

さてこれがどうゲーマーと結びつくのかといえば、ゲーマーというのはほとんどの人がケイネスなのだ。

普段の生活は不真面目なのに、ことゲームになった瞬間、異様なクソ真面目さを発揮する。有名強者の考える構成、情報をもとにtier1を擦り、真面目にみんなもそうしているからと言わんばかりにお真面目に考察する。

もっと遊べばいいのにとは思うが、まあいいでしょう。

そして突如現れた超新星のアイディアにすべて吹き飛ばされるわけだ。おもしろいことに超新星のアイディアも現代では隠すことなく公表されるし(かくしたとこで感あるし)、吹き飛ばされたところで死なないので、やはりそれを大真面目に考察するわけだ・・・

まじめか!