新食魂島

王様は裸です、と叫びたい夜。

最強エクスレッグを作ろう!(SV環境)

ポケットモンスター、スカーレットバイオレット(バイオレットのバはぜひ上の前歯で下の唇をかむ勢いでヴと呼んでほしい)が発売されはや1年。・・・1年でいいんだよな。

特にシングルバトルにおいて、私の心を掴んで離さないポケモンがいる。エクスレッグだ。

スペック

HP71(個体最大で146~178)あのハッサムより1も高い!

攻撃102(122~169)あのハハコモリのより1低いだけ!

防御78(98~143)あの4世代までの虫の中で一番固いメガヤンマ級!

特攻カス(72~114)クソどうでもいい

特防55(75~117)脆い。だが補強すると案外耐える!

素早さ92(最遅87、112~144(準)~156)gmkzランドより早い!

 

主な習得技

虫:

威力90

であいがしら(TUEEEEEEEEE)

威力80

きゅうけつ(ハピナスにかぷりんしてすうっごくドレイン!)

とびかかる(攻撃ダウンさせて自身の耐久UP+後続への補助!いぶし銀)

シザークロス(追加効果?ねえよそんなもんナメてんのか!エフェクトがかっこいい)

威力70

這い寄る一撃(命中90で特攻1ダウン。攻撃と特攻の違いはあれど↑との差…)

とんぼ返り(後攻とんぼか先制とんぼか悩むねえ・・・)

威力60

虫食い(相手のきのみバクバク。バグだけに。うーん)

威力50

とびつく(相手の素早さを下げる。早い奴に打って・・・さすがに威力がね)

威力95

虫のさざめき(相手の能力ダウンのおまけつきだ。完璧だな特殊じゃなければ)

 

悪:

威力65×1.5

はたき落とす(なお持ち物をもってない相手には65。採用しない理由はないが…)

威力80

地獄づき(同じ二発だと上に劣る。シード系にはこっちが強いが基本は↑。ラクソボー    

     ンが憎いなら)

威力75

うっぷんばらし(能力が下げられると威力倍。現実的なとこでいうと、ランドロスに威

        嚇で下げられると普段よりちょっと強い威力で撃てる)

 

威力70

不意打ち(sucker punch。suckerはロクな意味じゃねえんだよ!それはともかく最高の技、先制技としては最大レベルの威力と通りのいい悪技、神速と違い無効タイプがないのも偉い、相手が攻撃してこないと失敗してしまうが、相手がフルアタなら猿凸してくれるのでイージー、補助技?挑発しろ虫の中では素早さがそこそこあって使いやすい悪の中では?知らん。それか剣の舞で圧をかけろお前は悠長に補助技撃っている場合かと知らしめてやれ。ところでこの技サンムーンから今の威力になったんだが、以前は80あったんだぜ。誰だよこの技にデバフ掛けたやつ。ゲーフリ?なんでなんで?うんうん、あまりに環境で使われすぎて強すぎる技だから?ちょっと弱くした?うんうんそうだね、そりゃシカタナイネ。誰かのせいにしちゃいけないよね。うん納得しためっちゃ納得した。なあお前もそう思うだろ、メガクチート君にメガガルーラちゃん。お前らの不意打ちは最高で最強だよ。なんせタイプ一致不意打ちの威力がすごいことくらいしかドヤることのないメガアブソル君が、必死の思いで、もうこれで終わってもいいだからありったけをって撃つ不意打ちより、ちょっと、ほんのちょぉーっと強い程度の不意打ちを事のついで程度で撃てちゃうんだもんな!お前らアブソル君のことなんだと思ってんの。ついでにいうならメガガル君は特殊もメガアブソル君より強いもんね!)

 

威力60

どろぼう(持ち物なしなら相手の持ち物を泥棒。タスキカウンターからどろぼうとか)

 

ダメおし(白鵬の得意技。ダブルやテクニシャン向けの技に見えるんだけど、この技の仕様を見ると、この技を撃つ前にすでにダメージを受けていると威力2倍なので、実は相手が交代してステロダメージを受けていると威力が二倍になる。これマメな)

 

サブウェポンの皆さん

格闘

かかとおとし(格闘威力120、スカされるとダメージを受ける。こんなちっせえかか

       とでなにができるんだよ。ゴーストはでてこないし混乱追加も強いけ

       ど…)

けたぐり(威力不定の無職。4THGSにおける神。かかとおとしのミスが怖ければ)

かわらわり(威力75,こいつでやることじゃない)

ローキック(威力65、とびつくでいいが交代先に抜群であたる可能性をあげるなら)

カウンター(タスキもってやりましょう(1敗))

飛行

とびはねる(バッタだからね。ダイマックスがあれば強かったね。ハイ終わり)

燕返し(威力よっわwww)

 

くさわけ(威力?どうでもいいでしょ。Sアップは偉いけど・・・)

 

補助技

つるぎのまい(エース運用ならマスト)

ちょうはつ(無難。挑発が使える虫の中では素早さがまともなほう)

みがわり(ふいうちよみ交代よみキメろ。舞った方が強そうだけど)

こわいかお、にらみつける()

 

こんなところか。一部怪文書があるが気にしないでいただきたいただの発作だ。

次に特性だ。

悲しいことに通常特性である虫の知らせはまるで優秀でない。私の使用する1ボックス近いエクスレッグの中に虫の知らせは存在しない。

優秀でないとは言ったが新緑系統の特性である虫の知らせは弱いわけではない。もしこのポケモンメガホーンを覚えるのなら考慮には入っただろう。さすがに触覚を角と言い張るわけにはいかない。分別ある大人としてそこは弁えねばならぬ。

しかし虫の知らせが採用されない最大の理由は、夢特性である色眼鏡が優秀すぎるという理由につきるだろう。

この特性のおかげで半減されがちな虫技をごり押しすることができる。

雑な説明をすると、ハチマキ、虫テラスタル、意地っ張り252のであいがしらで、本来虫技を4分の1にするハバタクカミのHPを95%近く削る(低乱数1)ことできる。

そしてほとんど4分の1にされない悪技を押し付けて、タイプで受けるポケモンを粉砕するのがエクスレッグというポケモンだ。

その都合数値受けしてくるヘイラッシャのようなポケモンは苦手だ。こいつは天然で受けてくるのでさらにたちが悪い。ラクソボーン君はその辺で歌ってて(挑発とじごくづきで封殺できるが、多分どこかしらのタイミングで同時に切れて死ぬ)

 

さて、テラスタイプについては、今回紹介したいエクスレッグと、タイプ一致テララスにだけ触れたいと思う・・・

 

まず虫。これは出会いがしらの威力を稼ぐのに使われる。逆をいえば出会いがしらを採用しないのであれば、候補にならないだろう。

 

悪。実は運用したことがない。剣の舞+不意打ちの最強パターンのごり押しが魅力的。

 

今回私が強く紹介したいエクスレッグは

剣の舞

不意打ち

はたき落とす

 

までが確定している。なので悪強いんじゃないかと思われるかもしれないが、悪タイプになると等倍以上で受ける技が多く、そんな奴を前に舞っている場合じゃないという事態が多発する。舞いたいのに舞えないのだ舞える相手には舞えるのだが、その幅が非常に狭い。カイリューの神速の前には不意打ちが機能しないようにね。

そこでテラスタイプをどう変えるかだが

鋼、岩、ゴーストあたりが候補になり、残りの技が確定する。

それぞれの場合の説明をしよう。

 

・鋼

 ハバタクカミのようなフェアリー、カイリューの神速が憎いなら。鋼単で十分な優秀な耐性を持つが、テラス前から一貫する炎に注意。このテラスタイプのときはきゅうけつを採用するのがいい。

 

フェアリーを重く見る場合。

最初はテラバーストを採用していたがはたき落とすと変わる形になった。きゅうけつとテラバーストは攻撃範囲の狭さ、最もこれは色眼鏡で軽減されているが、これを共有していて、どうせお互いに狭いのならきゅうけつの回復を活かすべきである。剣の舞をしていればHPが一気に回復し、HPがMAX近い数値になっていれば、耐久振りをしている場合これがよく活きることが多い。

鋼の最高の利点は弱点の少なさと耐性の多さの両立が可能なところだろう。

この型の場合、なんとしても舞える時には舞いたいのだが、テラスタルというのは普通なら舞えない状況でも舞うことを可能にしてくれるので、そういった状況を増やすことができるのは非常に有用だ。

 

・岩

最近採用した。神速半減、炎半減し炎タイプの抜群がとれる。炎飛行という虫の弱点を減らすのが目的。

このテラスタイプはテラバ―ストを採用したい。岩は抜群の範囲が広いし半減されても相手に色眼鏡で入る。カイリューにノーマルテラス化を要求できる。

 

上の2種の場合はいじっぱりカイリューの素早さライン・・・ゴツメなら無振り(100or4振りで101)だろうし、準速65族抜き(118)、全振り(132)、陽気ガン振り(145)。陽気は15%ほどいるが、陽気+地震持ちは諦めよう。陽気の場合、舞いたいだろうから100もっているんだよなあ。まあこちらの調整は120(遅いけど開き直りのS振りを抜く意味でも)、135(どうせなら最速70族抜き)当たりが無難な調整先なんじゃないだろうか。

いざという時のために、テラス時カイリューの意地っ張り無振りじしん耐え+α程度に振っておくと安心。この調整は対カイリューで役に立つわけではないのだが、他のやつらの前で無理やり舞を入れる確率をあげる意味で有用。

 

素早さに関しては基本的に不意打ちで戦うポケモンな以上、あまり降っても仕方がないのだが、不意打ち読み補助技読み通常攻撃技読み攻撃をされるリスクを下げたいのならそうすべき。

 

 

オススメテラスタルの話に戻ろう。

・ゴースト

神速をすかす。ゴーストの弱点であるゴースト自身に対して優位をとりやすい・・・残念ながら使ったことはない。悪の方には虫が刺さる。

上の二つより等倍を受けやすいので、耐久に多めに振るか、開き直っての陽気ASから剣舞きゅうけつだろうか。

攻撃範囲としてはゴースト悪は優秀だが、エクスレッグの場合、悪だけで十分な攻撃範囲を持つので、あとは半減されてもごり押せるきゅうけつの方がいいと思う。

 

 

実際の運用の話をしよう。

まずこのエクスレッグというポケモンの大きな魅力である、ふいうちについて考えてほしい。

このポケモンの不意打ちはアブソルのそれと同様非常にばればれなものである。安易に撃つと、オーガポンやテツノツツミにアンコールされるので注意が必要だ。それ以上にバレバレの武器と言うのは簡単に読まれてしまう。舞い不意打ちが受けられなければ、交代すればいいと数値受けされてしまう可能性だってあるわけだ。そのタイミングで舞ったりはたき落とすを撃てれば大きなアドバンテージをとれる。

そうこのポケモンどこまで行っても読みゲー、悪く言えば運ゲーである。舞っている状況なら自分に有利なじゃんけんではあるのだが、それでも運が絡まずにはいられない。ついでに素早さも結構シビアに求められる。

がしかし、賭けに勝てば、負けた時こいつを失うリスク以上の、相手を3タテのようなリターンが待っている。

今回の紹介では、であいがしらを採用していないが、基本的に相手はこの技があることを行動の指針としてくるので、死に出しで出てきたこいつに最大限の警戒を払い、多少の傷は犯すべきリスクとして交代してくる。

なのでであいがしらはあればあったで駆け引きが始まるし、なくても始まる。

運用のコツとしては、リスクは犯すもの、舞える時にはメニーメニーなっちゃいなよと考えるのが良い。もちろんその後リスク管理がガバガバになっても私に知る由ではないことを明記しておく。

 

いかがだろうか、総じて脳内麻薬ドバドバで戦いたい、もう自分のことしか考えられない体の人にはお勧めできるポケモンだ。

普通の人は普通の能力を持っていてどのうえで普通に戦ってさえいれば、勝率55%ならおそらく簡単だろう。ただ、それの何が楽しいんだ、求めるは最高の絶頂(エクスタシー)という人は、是非。エクスレッグ様の、美技に酔いな!