まず初めに、ダブルもシングルにも共通してい言えることが一つある。
パーティパワーが弱いとマジで何もできない。
今までのポケモンより確実に実力ゲーと言える。
ORAS環境のような雑にメガガルーラ使えば雑多なパーティを一掃できるとか、剣盾のようなダイマックスでクソ弱い技を強くしてビックリドッキリのようなことはできない。
きちんと丁寧にパーティを組まなければ確実に崩壊する。
勝利ガチ勢はこの環境を肯定するだろう。
勝利ガチ勢とは何だと言われれば、対戦過程を楽しむことに重きをおいて結果的な勝利を得ることより、勝利をすることそのものを目的とする人間で、そうでない人間を侮蔑する人間のことだ。
言い換えると、ヒソカに冷笑をする、嫌味なクロロといって差し支えない。
彼らは運に左右されにくい環境を好む。遊戯王で言えば魔導征竜時代、十二獣時代が好きそうだ。
しかし運ゲーでない環境というのは、言い換えれば弱者にはワンチャンがない状態だということだ。
先ほどパーティパワーが弱いと何もできない、といったが勝利ガチ勢力は、強者のパーティのコピペも躊躇なく行う。その結果どこかで見たことがあるようなパーティが春の富山湾のホタルイカのようにピッチピチすることとなる。
そしてそれらのパーティには基本的に弱いものは蹂躙されるしかない。
oh初心者さんオキニのポケモンをchooseカワイイネカワイイネと言われながらぼっこぼこにされるのだ。
対戦過程に重きを置く勢力、かくのが面倒なのでヒソカ勢と呼ぶが、ヒソカのプレイというのは基本的にびっくりどっきりであり、手品の種たる使用ポケモンは未知のものを使いたがる。
しかし対戦でめっちゃ強いと言えるポケモンというのはそうそう発見されるものではないし、そもそものポケモン自体が強くないことの方が大半だ。
言ってしまえば、自分からデバフをかけている、そういってよいだろう。
え、自分から弱いの使っておいて勝てなくてクソとかいってんのwwwと笑う人間は、クソ人間で、そういった人間を勝利ガチ勢と呼んでいることに気づいていただきたい。
今までの最終進化体だけで250近く(SVだけで)いるわけで、その250種のうちから選ぶのと、強いと言われるポケモン30種程度から選ぶのがどちらが真っ当なゲームの遊び方なのか考えてもらいたい。
何、型も考えれば30種じゃすまない?でもお前が使ってるポケモンの型、俺が知ってるのしかないんだけど。
さて対立煽りをしたので、不真面目な話に戻ろう。
現在のポケモンシングルの対戦環境を例えると、MTGのスタンダードにおけるイゼット天啓時代と等しい。
こちらの動画(15分くらいから)で言われているが、「環境には4種類くらいのデッキが存在する」「その代わりその他有象無象が存在しない」「ガチデッキが全体でみてもそこそこの勝率しかないのは、ガチデッキ内だけでメタが回りガチデッキだけでまともな対戦になり、その他のデッキが姿を消してしまった」
というのが結論なのではないか。
さらに言うなら毎回同じ負けパターンをたどるというのも共通している。
構築ゲームというのは、「構築のうまさ」「プレイングのうまさ」「運」の要素で構築されている(他にあったら是非教えてください)
そして悲しいことだが、構築のうまさというのはリミテッド戦でもない限り、限界まで無視されてしまう。
なぜならその構築が上手い人のパッケージをそのまま使う方が自分で組むよりつよいからである。
勝利ガチ勢というのはこの辺に躊躇がない。強いものを強いまま何も考えずに擦ることに疑問すら抱かない。
そして私のような勝利までの過程を楽しむタイプは構築という点で勝利ガチ勢に大きく後れをとりやすい。
もちろんガチパを使う人間が全員勝利ガチ勢というわけではないのだが如何せん区別がつかない。
プレイングでは負けていないはずなのに構築のレベルそのものの差で負ける、それも相手は強いものをコピペしてるだけとなれば腹が立つに決まってる。
えーそんなの勘違いだよって?
今期、私はハイパーボール級からなかなか上がれなかった。30戦しても上がれなかった。
そして私はある実験をしてみた。
ポケモンHOMEに乗っている使用率上位のポケモンから6体を選び(組み合わせは一応考えた)、技をTOP4のものに、持ち物はトップのもの、テラスタルもトップのものを用いて、対戦してみた。
もし私のプレイングが下手なら、ガチパを使ったところで勝てない、そう思っていた。
その結果は、5連勝でマスターボール級に、その後4連勝したところで使用するのをやめ、とても悲しい気持ちでスイッチを片付けた。
まさかとおもいつつ、スーパーボール9で止まっていたシングルの方も組んで対戦した。
10戦以内にマスターに上がれた。私はものすごく悲しい気持ちでスイッチをスマッシュブラザーズしたくなった。
な?パーティパワーって偉大だろ?クソが。