新食魂島

王様は裸です、と叫びたい夜。

MTG:ダンシングハンマー仮案(パイオニア)

最近MTGをしていて思うことがある。

もっとおふざけがしたい。

サプライジングでアメイジング、なのにスーパークールなデッキが組みたい。

 

こんなことを思うのは今モダンで組んでいるジェスカイカラーのデッキに行き詰りを感じているからだろう。組めば組むほど、考えれば考えるほど弱くなっている気がしてならない。

そんな息抜きに何か面白カードはないかと、カードリストを漫然と眺める。

そして二人は出会った。

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墓地のアーティファクトを場に戻し、X=6以上なら4/4のクリーチャーになるこのカード。これだ。

しかし白青というカラーはマナを伸ばすのにはたけていない。モダンなら睡蓮の花のようなマナファクトがあるが、パイオニアにはない。

X=6で打てるまで耐え忍ぶか、コントロール色の強いカラーだし。

 

・・・否。アグレッシブにいこう。

まずはこのカードで蘇生するアーティファクトを探そう。・・・うーんいろいろあって迷うが、ここは0マナのアーティファクトにしよう。

イオニアには、「羽ばたき飛行機械」(クリーチャー)「骨の鋸」「調和者隊の盾」「聖戦士の盾」「蜘蛛糸の網」「モックスアンバー」「トーモッドの墓所」がある。

うーん・・・

 

考えに考えていくと、私は一つの記事を思い出す。スラムダンクだ。

スラムダンクといえばあの名作バスケ漫画が思い浮かぶが、ここでいうスラムダンクとはこれだ。

article.hareruyamtg.com

 

このデッキは「上級建設官スラム」を出す→0マナ装備品を出す→ドローして鼓舞する彫像で装備品をタップし「逆説的な結果」でドロー→「バラルの巧技」で「霊気貯蔵器」をプレイ→装備品を出すだけで指数関数的に増えるライフを50まで稼ぎ「霊気貯蔵器」でダンク。

 

というデッキだ。今回はこのデッキのアイディアをもらう。

 

バラルの巧技で出すカードは「ジェスカイの隆盛」がいいだろうか。

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・・・うん、やりたいことはできる。カーフェルの先触れと合わせれば無限マナ(インスタントソーサリー限定)がでる。

がしかし、私はこのカードを使うのをやめた。

理由は単純だ。

ジェスカイの隆盛コンボデッキを使えばいいじゃんとしかならないからだ。

私がしたいのは屋敷の踊りで勝つことだ。そこをずらしてはならないのだ。

 

原点に帰ろう。

そもそも屋敷の踊りをX=6で撃ってもせいぜい4/4が6体並ぶ程度だ。墓地の状況によってはもっと少ないだろう。さらに言うなら、それをするまでほぼ完全なマグロにしかならないのも大問題だ。せめてブロッカー程度は立てたい。

となると序盤に立てたクリーチャーをそのまま装備品で強化すればいいのではないか?「シガルダの助け」は1ターン目にすることの少ないこのデッキにも合うだろう。

 

ならば。

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こいつの出番だろう。きっと酒とドラッグをキメたマローが適当に作ったとしか思えないこのカードをぶち込もう。おあつらえ向きに1マナという軽い装備品でスラムでドローすることができる。

 

やりたいことは決まった。

スラムを出す、0マナファクトでドローし、鼓舞する彫像を出す。あとはスラムダンクのうごきをして、ターン終了時なりスペルでのディスカードで墓地にアーティファクトを満たす。

そして屋敷の踊りを発動。舞い戻った装備品をクリーチャーにくっつけ殴る、大勝利だ。

この時、クリーチャー化した装備品に装備品をつけられるので・・・

 

ハンマーを装備したハンマー同士がぶんなぐってくるという大変シュールな絵面を作ることができる。

なんだか楽しくなってきた、興奮してきたな。

 

・・・とはいえいまだ課題は山積み、というか課題しかない。もう少しブラッシュアップしたら続きを書くとしよう。