メリットデメリットの両方あるので一概には、と思うが基本的に好かれる必要はないと私は思う。
好かれるようにする場合
メリット:いう事は聞いてもらいやすい。信頼・・・といっていいのかはわからないが。
場の空気がやわらぎやすい。どういう教室にしたいのかにもよるが。
質問しやすい。これは明確にメリットだと思う。
実力がなくてもある程度はごまかせる。
デメリット:場が弛緩しやすい。
本気で言っても伝わらない可能性がある。
あまりにヘボだとなめられる。
言いたいことが言えない。
嫌われても構わないとする場合
メリット:実力があれば高いレベルでの信頼を得られる。
緊張感を持った場を作りやすい。
ナメられにくい。反感は買うかもしれないが。
言いたいことは言うので、弱点探しに有用。
デメリット:事実を追求しすぎて受ける側の心が折れる。特に低位層はつらそう。
離反される可能性がある。
私は嫌われても構わないと思うのは、課題が明確にあるにも関わらず、それを傷つくからというナイーブな理由で言わないのは、対象の成長を促すとは思えないし、言ったうえでそれに対応しないのもそれは言われた側の自由だと考えるからだ。(とはいえ何回も同じミスを繰り返されるとブちぎれるが)
ただこれは私が40人近い生徒に対応するわけでもない自由な立場だから言えることであるし、ずばずばいった後のフォローは難しいだろうし本当に一概には言えないんだけど難しいな。
よく、教える側がもっとしっかり教えろ、といったことがニュースのまとめコメントに寄せられるが、教える人間にできるのはテクニックだとか自分自身の経験を伝えることだけで、それを会得させたり応用させたりといったことは教えられた側の努力でしかできないことを知ってもらいたい。
田岡茂一も魚住をでかくすることはできないように。