新食魂島

王様は裸です、と叫びたい夜。

カツカレーが食べたい

年末から、いやそれより以前から親父と「カツカレーが食べたい」という話をしている。幸いにも近くにココイチカレーがあるのだから、言って食べてくればいい。

終わり。

 

とはならないのが私という人間である。以前も行ったのだが、私はココイチをクソ扱いしているのだ。

shokutamalog.hateblo.jp

 

ココイチのカレーというのはお家カレーの範疇を少しはみ出したお店カレーとでもいうもので、それはカツと積極的にあうと思わない。

そもそもココイチのカツはカツ!という感じがしない。

もっとカツがカツとして主張してほしいのだ。

その点では松乃家も同じだ。カレーはザ・お家カレーという感じでとてもいいのだが、カツの主張がいかんせん弱い。

 

とグダグダ行ったところで気づく。そういったお店を除くとどこでカツカレー食えるんだ?と。

地味にありそうでないファミレス、トンカツ専門店。

町の大衆食堂にならあるのだろう、そして私の住むエリアというのはそういった店がまだまだ残っている。しかしだ。大都会はどうだろう、そういったお店がなくなって大資本の店が入る。そうなるとカツカレーを食う機会はそれこそココイチになってしまうのではないか・・・

 

いや、ある。現代に残る大衆食堂、どこにでもあって大衆的。

そう、高速のSA飯だ。ここでなら確実にカツカレーがある。そしてなにより、ソフトクリームを食後に楽しむことができる。これだ。

SA飯は地味に豚汁定食も好きだ。これも現代の大資本様では決してしてくれなくなった、古き良き日本を映すものだ。ごはんじゃなくおむすびだったらさらに最高だ。

ご飯におかず、汁物。完璧な組み合わせだ。男たるものこうでなければならぬ。ああ漬物も忘れてはならない。

 

カツカレーというものにどうしてこうまで心惹かれるのだろう。

家庭の食卓の主役を張れる二人が、同時にでてくるからだろうか。反町隆史と水谷豊、そんな組み合わせな気がする、よっ暇か?

ああ、辛抱ならん、カツカレーが食べたい、福神漬けも食べたい。たくあんでもいいぞ、ふふふ。